こんにちは。
松本しんのすけです。
11/19(火)。
神戸市で開かれた部落解放研究第57回全国集会に参加しました。
「誰もが暮らしやすい社会であるために ~フル・インクルージョンをめざして~」
講師はNHK番組の「バリバラ」に出演している玉木幸則さん。
テレビと同じように、冗談も交えながらの講演は笑いも多かったのですが、それ以上に学び・気づきが多くありました。
バリバラは障害者のための情報バラエティとして始まり、今では、被差別部落・在日外国人・アイヌ民族・LGBTQ・薬物依存症・外国人技能実習生・死生観・Black lives matter・朝鮮学校などの多様性を考え、多様な人の生きづらさ、暮らしづらさに向き合う番組へと進化しています。
障害者とは障害を持っていることではなく、その人たちが阻害され生きづらさを感じている状態のこと。
過去の優生保護の思想によって、必要のない手術や隔離により、余計に生きづらい社会がまだまだ残ってしまっています。
確かに自分が学生の頃は、車いすを利用している人や、白杖を使っている人を日常で見る機会はあまりありませんでした。
(アファーマティブアクション〔積極的差別是正〕を取り入れている四国学院大学に行き、出会うのが当たり前の日常になったけれど。)
これからの共生社会のためには、差別や排除を取り除きながら、誰も取り残されない地域づくりを進めていかなければなりません。
地域共生社会から地域協働社会へ変えていくために、ともに学び・育ち・働き・暮らしていける地域を目指してこれからも活動していきたいです。