教科書無償運動

人権教育活動

こんにちは。

松本しんのすけ後援会事務局です。

新学期がスタートしましたね。
ご入学、ご進級おめでとうございます。
今年度も皆様のお声を市政へ届けるべく
松本しんのすけは走り抜けていきます!
どうぞよろしくお願いします。

さて、学校から届いた手紙の紹介です。
時は1961年、昭和36年。
子どもたちのおじいちゃんおばあちゃんに
あたる世代が20代の働き世代、親世代の頃でしょうか?
東京オリンピックがあったのは1964年。
高度経済成長期と言われる頃です。

今では毎年全員に当たり前に配布される教科書が、この頃はまだ親が購入するものだったそうです。
1日の賃金は当時300円に対し、小学生の教科書は700円、中学生は1.200円と、1週間分の給料がかかるほど高価なものでした。

昔はきょうだい児も多く、おさがりを使っていましたが、やはりボロボロになって年季が入っていたり、、
憲法では「義務教育の無償化」が明記されているのに、現実はとても厳しいものでした。

そこで、立ち上がったのが高知県の有志たち。
保護者が中心になり、『子どもたちがみんな等しく教育を受ける機会を保障して欲しい』と市や県に訴えました。

そしてその活動は全国へ広がり、何度も国に訴えて訴えて、2年後ようやく教科書の無償化が実現したのです。

この時代は学生運動など、世の中を変えたい、もっと良くしたいという活動が盛んでした。
(一部、闘争という大変なものもありますが💦)

政治に無関心な働き世代が多い今ですが、昔の人たちがこうして世の中を変えたり、自分たちの人権や地位を守り、築いていった歴史があったりして、今、自分たちは自由に当たり前の生活を営むことができています。

年に一度、こうした思いを振り返ってみるのも
良い機会ですね。

この先も子どもたちが、元気に楽しく学ぶ機会を保障されますように。

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