部落解放研究第57回全国集会 2日目

人権教育活動

こんにちは。

松本しんのすけです。

11/20(水)。

部落解放研究第57回全国集会2日目は、猪名川町部落差別の解消の推進に関する条例について、生活部福祉課長大西崇さんの講演がありました。

猪名川町では2016年に制定された「部落差別の解消の推進に関する法律」の第3条に基づき、2023年に「猪名川町部落差別の解消の推進に関する条例」が制定されています。

町の責務はもちろんのこと、町民の役割やインターネットのモニタリングも実施し、「解決に必要な措置」を行うとしているそうです。

策定のための住民意識調査がおこなわれ、被差別部落に対する差別的な発言を聞いたことがあるかの質問や、誰から聞いたかまで調査したとのこと。

さらに、被差別部落や付近への居住について、家の購入やマンションを借りることについてどう思うかなど、かなり具体的な設問もしていて、積極的に取り組んでいこうとする町の姿勢が見えました。

なにより、課長自身の、部落問題を解決していこうとする真剣な姿勢が素晴らしいと感じました。

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